注文住宅と自己資金について
家が欲しいと思っても簡単に手に入るものではありません。一生で一番高い買い物と言われるように手に入れるためにはお金が必要です。しかも何千万円ものお金が必要なので、基本的には注文住宅を建てるとなれば銀行で住宅ローンを通さなければなりません。そこで問われるのが安定した収入があるのかどうかという事です。
クレジットカードなどのローンに比べて、圧倒的に銀行の住宅ローンは長い期間返済し続けなければならず、銀行側の審査もクレジットカードなどに比べて圧倒的に厳しくなっています。また金額が金額なだけに、金利の問題からも目を背けられません。安定した収入がない場合には、優遇金利が適用されず、高い金利でのローンとなってしまう可能性が高いです。例え1パーセント利率が高かったとしても、金額が何千万円の単位なので、年間で数十万円分余計に支払わなければならないのです。
それだけ銀行も貸し倒れのリスクを回避するために、はじめから多めの金利で回収するわけです。その点を踏まえて、事前の自己資金をどの程度用意すべきかというと、実際銀行がどれだけ貸してくれるかで全く変わってくるという事です。購入しようと考えている注文住宅よりも多い金額を貸して貰えるのであれば、自己資金なんて必要なく、全て住宅ローンで賄えば良いからです。そうは言っても、やはり注文住宅は高い買い物なので、ある程度準備しておきたいと考える方は、とりあえず、購入しようと考えている注文住宅の金額の10パーセント程度持っていれば、銀行との交渉もスムーズでしょう。
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