上棟式は注文住宅の品質が良くなる式典
注文住宅の設計が終わって建築が始まると、上棟式と呼ぶ式典が行われることになります。これは、注文住宅の依頼先でもある工務店やハウスメーカーの担当者から上棟式をやるのか否か尋ねられるので対応すべきか否かを事前に検討しておくと良いでしょう。上棟式は必ずやらなければならないなどの決まりがあるわけではないので、式典の後は直会と呼ぶ宴会を行うことになり、このとき施主および工事関係者とのコミュニケーションの場になるので注文住宅の品質にも多少なり影響を与えるのではないか、このように考える人も多いのではないでしょうか。上棟式は棟上げのタイミングで行うことになりますが、これは着工してから基礎工事が進み棟上げまでの期間はあまり時間がないので、式典を行う場合は着工前など早いタイミングの中で現場監督や工務店もしくはハウスメーカーの担当者などの相談しておきましょう。
一般的に上棟後の縁起が良い日に行うことになりますが、冠婚葬祭では先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口など、六曜を参考に日取りを決めるスタイルが一般的ですが、建築の場合は十二直と呼ぶ暦注を基にした建築吉日を使って日取りを決めます。この建築吉日は、建・満・平・定・成・開です。なお、大安の場合でも十二直の三隣亡に当たる日は避けるべきなど、独特の慣例があることからも注文住宅の上棟式のスケジュールは、依頼先の担当者などに相談しながら早めに決めておくことをおすすめします。
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