注文住宅の間取りで必ず抑えたい重要ポイント
注文住宅は設計の自由度が高いので、室内の間取りも施主さんの思いのままにプランニングすることが可能です。しかしデザインばかりを重視すると、入居してから色々と不都合が見つかり、後悔することにもなりかねません。まず注文住宅の間取りを決める際に必ず抑えたいのが、採光性のことです。室内に十分な日光が差し込まないと、暗くジメジメとした状態になって、心身ともに健康の上で好ましくありません。
また室内が暗いことによって照明を使う時間が長くなり、光熱費が増加することもあり得ます。他方で直射日光や西日が入りすぎると、眩しさで目の健康に支障をきたしたり、夏場には室温が上昇して熱中症のリスクも増えやすい等、やはり様々なデメリットが生じます。したがって間取りを決める際には、十分に採光性を計算した上で、窓の大きさや数あるいは位置等をプランニングすることが肝心です。もう1つ注文住宅の間取りの決定で抑えたいポイントは、音の問題です。
家族それぞれの生活パターンが異なると、隣室や上階からの生活音が気になって、落ち着いて食事や就寝ができないといったことも。また家の目の前が大通りで車や人の騒音が聞こえる、住宅密集地で隣家の生活音がうるさい等、外部環境による音のトラブルも、地域によってはあり得ます。このようなケースでは音源から離れた場所に寝室や勉強部屋を設置したり、寝室の真上に水まわり設備は置かない等、間取りを工夫することが求められます。
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