注文住宅を建設するときに、最も自由に建て主の意向を取り入れられるのが建築家に依頼する方法です。一般的に注文住宅は大手ハウスメーカーに依頼する、地元の工務店に依頼する、という選択肢がありますが、このような家を建てたい、ライフスタイルに合った住まいで妥協をしたくないという方は建築家に依頼するのが良いでしょう。建築雑誌などを見て好みのデザインの家などを見つけたら、その家を設計した建築事務所に連絡を取るのが一般的です。他の方法が、コストと引き換えに自由度に制限があるのと比べ、建築家への依頼では最も建設に関する自由度が高いのが特徴です。

もちろん法令や予算の制約はありますがそれ以外は建築家と相談の上で完全な自由設計が可能で、工法も仕様も選択することができ、より家族のかたちやライフスタイルに寄り添ったマイホーム建設ができます。狭小な土地や地形が独特な土地など、土地の条件が悪くても建物のプランニングに影響が及ぶことがあまりなく、コストパフォーマンスもよくなることがあります。さらに建築家は住まいの設計をしたあとには工務店がきちんとプラン通りに注文住宅を建設するように監理の役割も担っています。建て主の意向通りの住まいをクオリティーを高く建設するために、工務店の現場におもむいて監理をしてくれるので、建て主と同じ立場で勧めてくれるのです。

マイホーム建設において心強いパートナーとなりますので、相性の良い建築家に依頼することも大事です。