憧れのマイホームに一番近いのが注文住宅ではないでしょうか。既に規格や仕様が決まってしまっている建売住宅とは違い、一から自分の希望を取り入れて作ることが出来るのが注文住宅です。ただし家を建てるにはさまざまな建築法や住んでいるエリアの用途地域などの法的制限やコストなどの制限もあります。こうした制限の中で最高のマイホーム作りをするためにも最初の構想がとても大切になってきます。

家づくりのためのプランでは、どのような暮らしをしたいのか、そのためにはどのような設備や仕様が必要なのかといった住まいのコンセプトを考えることが重要です。ファミリーによって家族構成も違えば、ライフスタイルも違いますので、理想の住まいも変わってきます。家族ひとりひとりの意見も違います。家族で団欒をしながらくつろげる広いリビングスペースが欲しいという人もあれば、プライバシーを充実させるための個室にこだわりたいという方もいます。

家族間でお互いの意見やライフスタイルを確認し合って家づくりに取り入れる点をあらかじめしっかり決めておくことで注文住宅の構想はうまくまとまります。こうした最初の段階の話し合いを充実させ、希望を箇条書きにして優先順位をつけておけば、目的が明確になり、無駄なコストも支払わずに適切な価格で理想の住まいを作ることができるでしょう。家の構想を話し合うのは注文住宅のスケジュールの中でももっとも楽しい時期でもあります。